あんなにアクティブだった父が

三連休の初日
まだまだ営業トラックが多く走っているであろう道路
車で実家に行くのはためらわれた
だから
家で みんなで
あの懐かしき実家の夏休みを話した
もう戻れない時間だから 余計思慕が募る
何度も書くことになるが
実家の周りには 民家はない
昼間は 庭で焼き肉
夕暮れは せみ時雨
夜は 花火の出し放題
その向こうに 蛍が行ったり来たり
アユの塩焼きや 五平餅を食べに連れて行ってくれた
子供たちの喜ぶ顔を見るのがうれしいのか 自分が楽しいのか^^;
花火なんて 田舎のおもちゃ屋さんで1万円分ぐらい買ってきて
みんなが呆れたこともあった
あんなに元気で アクティブだった父が
ALSに侵されるなんて・・・・
あの当時 まだまだその病気は メジャーではなく
なかなか見つけてもらえなかった
今も 実家の裏山には
父が採取してきたクマガイソウが 群れで咲く
父が植えた数々の木も どんどん大きくなっていく
父がいなくとも
あちこちに父の残したものが 今も芽吹く 育っていく
実家に 誰も居なくても
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